本天沼稲荷神社

本天沼稲荷神社は、天沼熊野神社 宮司 渡辺寛が、兼務禰宜として奉仕していますので、お祓等については天沼熊野神社にご連絡下さい。

由緒

本天沼稲荷神社は 旧天沼3丁目(昔の天沼村字本村)の鎮守様で、ご祭神は「保食(うけもち)の神」です。

明治初年に山王社(現在の千代田区日枝神社)から、内殿を移築して本殿を建立したと記録されています。

平成15年9月に御社殿を造営したさいに、内殿の棟に「葵」の紋が確認されました。これは、この内殿が山王社から譲り受けた確証と言えます。それは、山王社が徳川家から篤く崇敬されていましたので、徳川家が山王社に色々なものを奉納されています。そのうちの一つがこの内殿であります。

昭和38年からの地名変更により、旧天沼1丁目、2丁目、3丁目も町名の変更をせまられました。それで、旧天沼3丁目は、昔「天沼村字本村」という地名でしたので、この字本村の本の一文字を使って本天沼と地名を変更しました。現在の、町名は道路で区切られていますので、旧天沼3丁目のところでも下井草や清水の町名に変わったところがあります。しかし、氏神様は町名が変わっても変わりませんので、稲荷様と旧天沼3丁目の人々との繋がりは今でも変わりありません。

畳二畳もある「大絵馬」には、天沼村と日枝神社との強い関係をあらわす、賑やかな「山王祭」が描かれています。


境内写真

  • 拝殿
  • 参道
  • 拝殿
  • 手水舎
  • 大絵馬
  • 神楽殿

アクセス

最寄駅 ・JR中央線;丸の内線;「荻窪駅」北口バス停 0番&1番より乗車15分
最寄駅 ・JR中央線;東西線;丸の内線「荻窪駅」 徒歩15分